介護保険を知ろう!

皆さんこんにちわ。介護コンサルタント フジナースです。

40歳以上の方が介護保険料を納め、加齢や病気で体の自由が効かなくなった際に利用できる介護保険。

知っているようで知らない、介護保険について学んでいきましょう。

目次

介護保険は“社会全体で介護を支える”目的で作られた

皆さんもご存知の通り、超高齢化社会に突入している日本。年々体には負担がかかり、昔と同じようには動かなくなってきます。
そこで体の不自由さを補い、自立した生活を送るために“介護”を受けます。昔は家族内で介護を行い、生活の不自由さを補い合っていました。しかし核家族化や介護する側の高齢化などが見られ、これからは社会全体で支えていこう!という目的で介護保険が創設されました。

介護保険の基本的な考え方

自立支援:介護を受ける方が自分らしい生活を営める支援を行う。
利用者本位:多様なサービスの中から、保健・福祉サービスを利用者の選択で受ける。
社会保険方式:給付と負担が明確な方式を採用。

介護保険の対象

  • 65歳以上
  • 要介護(実質的な介護が必要)、要支援(身の回りの支援が必要)に該当する方

サービスの種類(抜粋、要介護者向け)

居宅サービス

訪問サービス

訪問介護、訪問看護、訪問入浴
訪問リハビリテーション、居宅管理療養指導

通所サービス

通所介護(デイサービス)、通所リハビリテーション

短期入所サービス

短期入所生活介護(ショートステイ)、短期入所療養介護

介護にならないための予防介護も活用

体が不自由になり介護を受ける時に使う!というイメージの介護保険。

実は介護にならないために、自立を支援する予防介護があります。どちらに該当するのか、どちらが適応されるかについて、「要介護認定」によって決まります。

まずはかかりつけのお医者さんや最寄りの地域包括支援センター、当事務所へご相談ください。

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この記事を書いた人

介護コンサルタント
急性期・慢性期・緩和ケアの看護従事後、訪問看護へ転職。在宅に潜む看護知識では解決できない問題のため、行政書士(未登録)、FP、介護支援専門員の資格を取得。訪問看護管理者としてマネジメント、必要費用への制度、難解な法律を読み解き導入支援。
横断的な知識が必要な問題に対処すべく、AllAbouガイド・区民評価委員就任。SNSでの情報発信に加え、すべての人に医療・福祉知識を、をモットーに、医療・福祉教育の推進に力を入れている。

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